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白内障

犬の白内障には 先天性白内障 後天性の若年性白内障 老齢性白内障など

白内障トイプードルでもっとも有名な遺伝病で、
通常眼球の中のレンズは透明なのですが、
様々な原因から透明性を維持出来なくなってしまい
レンズが白濁してしまい、症状が悪化してしまうと、
視力障害を経て失明に至ってしまいます。
老齢性白内障の様に加齢によるものでしたら
人間にも同様の事が言えますので
まだ致し方ないですが、トイプードルには
先天性白内障や若年性白内障が世界的に問題になっていて
若くして目が濁ってしまうと言う事は
ごく普通の事なのです。近年の国内においては
トイプードルが大流行したのが3年くらい前からですから
まだ一般的には大きな問題として、
皆さんに認識されていませんがそろそろ、あちらこちらで、
うちの子が白内障になってしまった、などと言う言葉を
耳にする機会が年々を追うごとに増えて行くでしょう。
店長自身もここ最近だけで何頭も2~3歳と言う若齢で
白内障を発症したトイプードルを目にしています。

現在白内障には2つの治療方法があり
一つは内科的治療法で点眼薬と内服薬を使い、
白内障の進行を長期に渡り抑える方法ですが、
この治療方法は早期発見が出来た場合となりますから
若いうちから予防として定期検査をする事をオススメします。
二つ目は外科的療法にて犬用の眼内レンズを
手術にて入れる方法ですが、現在、人間の眼内レンズと違い
(犬の眼球のサイズが様々な為、人間用が使えない理由から)
需要が少ないことから、生産コストを下げることが出来ない為に
レンズ自体が片眼10万円近くしてしまい、
手術費用を含めると両眼で安くても40万以上してしまう事や
眼科の専門医や大学病院でしか手術が出来ない事から
白内障の外科的療法を行う方々が少ない事が考えられます。
手術自体は超音波吸引器を使い白く濁った水晶体を、
破砕、吸引して眼内レンズを水晶体の代わりに装着します。

白内障の種類

先天性白内障→多くは遺伝性の原因を伴う物で胎児の時からすでに白内障が発症しています。生後2ヶ月齢の子犬でも検査をすればすぐに診断結果は分かります。
若年性白内障→生後6ヶ月~現れ始めます。やはり遺伝性の原因を伴う事が多いですが、生活環境や栄養状況にも関係してくるとも言います。
老齢性白内障→6歳以上のトイプードルに老化現象として現れ始めます。その数は極めて多く10歳近くにもなると多くの子に老齢性白内障の症状が現れています。その他、外傷性白内障、糖尿病性白内障や中毒性白内障など、原因は色々ですが、どれをとっても白内障に変わり無いですからオッカナイですね。

アイチェックについて

現在、白内障はDNA検査では明確に解明されていません。
検査は眼科専門医によるスリットランプを使ったアイチェックが一般的です。
しかし残念ながら、国内において眼科の専門医は少ないのが現状です。
またDNA検査と異なって一度検査をすれば平気と言うのではなく
1年以内に一回は継続検査が必要とされています。
ブリーダーは発症が確認された時点で、血統を見直し
アフェクテッドを出さない計画繁殖を行います。

アメリカやカナダは日本よりもかなり進んでいて、
CERFと言う機関があって、ACVOの認定医(CERFクリニック)で検査を行い
与えられた登録番号をCERFに登録をします。
登録は一年間有効で、以後継続する形をとります。
また血統書にも記載する事ができます。

ジャパンケンネルクラブでも近年、遺伝性疾患撲滅の目的の為
股関節形成不全症や肘関節についての検査結果の記載が
特定非営利活動法人日本動物遺伝病ネットワーク (JAHD) の協力により
出来るようになりましたが、きっと近い将来CERFの登録も可能となるでしょう。
日本には現在認定医は居ませんから
まずは、その辺りからでしょうが・・・。


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