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アメリカのトイプードルの犬種標準 (AKC プードル スタンダード)

プードル(トイ)の犬種標準
2007年3月2日現在
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翻訳  グード氏著

ノン・スポーティングタイプ
トイ グループ

プードルの犬種基準はトイ、スタンダード、ミニチュア各々の身長の違いを除けば全て共通しているといえる。

一般外貌、立居振舞と状態
活発で知的、かつエレガントな風貌は四角形で形成された抜群のプロポーションを保持し、自尊心のある堂々とした足取りで歩く。習慣的なクリップと行き届いた手入れを施せばプードルこそ上品で優美な独特のスタイルを演出出来る犬は他に類を見ないと言える。

サイズ、釣り合いと要旨
サイズ
スタンダード ・・・ 肩の一番高い位置が38センチ以上であること。38センチ、もしくはそれを下回る場 合はスタンダードとしての規範に背くものと見なされその部門での出場は除外される。

ミニチュア ・・・  肩の一番高い位置が38センチ、もしくはそれ以下で且つ25センチ以上である事。25センチを下回る場合はミニチュアとしての規範に背くものと見なされその部門での出場は除外されるる。

トイ ・・・      肩の一番高い位置が25センチ、またはそれ以下であること。それを超えた場合はトイとしての規範に背くものと見なされその部門での出場は除外される。

注釈:トイとミニチュアの部門にてあくまでその体のバランス、均衡が同等に評価されポイントが同数である場合について、追加の決定基準として体格の小柄である方が有利であるとみなされる事が多い。

釣り合い
もっとも望ましいとされる四方形のプロポーションを確立するには、胸骨から臀部の長さがおおよそ肩の最も高い位置から地面までの長さと同じ程度である事が必要である。

要旨
前脚と後脚の骨格、肉付きがその犬のサイズに釣り合っていること。

頭と表情
(a) 目 ・・・ 目は共に暗く濃厚で楕円形に型取られた瞳から放たれる眼差しは知的さを醸し、人を引き付けるのに最良のポジション、バランスが備わっていること。
よく見られる欠陥 : 真ん丸としている事、突き出ていたり大き過ぎる事、或いは煌きすぎている場合。

(b) 耳 ・・・ 目のある位置もしくはわずかに下回る位の位置から顔に沿うように垂れていること。長く幅があり毛で密生していること。決して長すぎるようではならない。

(c) 頭蓋骨 ・・・ 適度に丸く、わずかではあるが確実にストップ(鼻口部と頭の上部間の窪み)が確認できて頬骨と筋肉が平らである事。後頭部からストップの長さと鼻口部の長さが大体同じである事。

(d) 鼻口部 ・・・ 真っ直ぐ長く洗練されたシェイプで、目の下が少し振り深くなっている事。唇角は緩く広がっていなく、上顎はのしかかるような厚みがあってはならない。
よく見られる欠陥 : 上下いずれかの顎が突き出ていたり全体的に曲がっていること。

首、トップライン、バディ

首 ・・・ 首は釣合がとれていて丈夫、且つ犬種独特の威厳ある雰囲気が醸しだされるのに十分な長さで頭部が保たれている事。皮膚は喉に沿ってピンとしている事。わずかに筋肉質で丈夫な肩からそびえ立っていること。
トップライン ・・・ トップライン(首当ての辺りから臀部までのラインを指す)は決して傾いていたり上反りに盛り上がっていてはいなく、 肩の後部にあるわずかな窪み以外肩甲骨の一番高い位置から首の根元までは平坦でなければならない。
バディ 
(a) 胸部は深く肋骨が十分に反り適度に広がりを見せていること。
(b) 腰部は短く筋肉質で広がっていること。
(c) 尻尾は真っ直ぐに高く掲げられバランスのとれた美しいラインが形付けられるように断尾されていること。
よく見られる欠陥 : 尻尾が低めに掲げられていたりカール、もしくは背中にもたれ掛かっている。

バディ前部
頑丈で適度に筋肉質な肩、肩甲骨は十分に後方へと広がりその長さは前足の上部の長さと同じ程度になっている事。
よく見られる欠陥 : 傾斜した肩

(a) 前脚 - 前脚は平行で正面から見たときに真っ直ぐであること。横から見たときはひじが肩の一番高い位置から平行した真下に位置していること。
(b) あくと(ひづめとくるぶしの間)は頑丈で足の内側にある狼爪は除去されていること。

足もと - 足もと(くるぶしより下の部分)はいたって小さく楕円形の形をしている。つま先がアーチ型で肉球がクッション質で硬く丈夫であること。爪は過度にならない程度に短く足もと全体が内・外側に反れてはいけない。
よく見られる欠陥 : 広がっていたりもろい。

バディ後部
全体の骨格のバランスがバディ前部と釣り合っていること。

(a) 背後から見たときに後脚が真っ直ぐ平行していて膝は厚みのある筋肉が備わりしっかりと屈折する事。大腿骨と頚骨は長さがほぼ同じで、かかとからひづめまでは短く地面まで垂直である事。たった時に後脚の先端がほんの少し臀部より後方に位置している。
よく見られる欠陥 : 後肢の両飛節が接近し肢が外向している。(カウホック)

コート
(a) 毛質 ―(1)カールした毛質:全体に密生し、天然のごわついた質感がある。(2)うね織り状の毛質:長さに違いはあっても均衡のとれたうね織り状の毛が隙間なく生えている。
上記いづれの毛質においても鬣、ボディ、頭と耳の部分は長めに残しパフとブレスレット、尻尾の玉房(ポンポン)部分においては短めに調整すること。

(b) クリップ ―12ヶ月未満のプードルはパピークリップを施すこと。12ヶ月以上の通常クラスの部ではイングリッシュサドル、もしくはコンチネンタルクリップを施す。繁殖犬、および非競合性チャンピオン犬パレードではスポーティングクリップを施すこと。その他のクリップは全て失格と見なされる。

“パピー”- 1歳未満のプードルはパピークリップを施しコートは長く保たれ、顔と喉、足元と尻尾の根元は剃られていること。足もとは完全に剃られ原型が露出していること。尻尾の先には玉房を施す。細部までこだわり滑らかで均衡のとれたコートを施す為に調整をするのは差し支えない。
(参照)パピークリップ

“イングリッシュサドル” - 顔と喉、足もとと前脚、尻尾の根元は剃られ前脚のパフと尻尾の先のポンポンは残されたまま。バディ後部は薄い毛布で覆われたように毛を短く調整し、両脇腹と後脚のバンド用に刈り込みを各々2箇所入れる。足元と前、後脚の刈られた部分はその原型、皮膚が露出していること。その他の部分は密生したコートで覆われているが細部までこだわり滑らかで均衡のとれたコートを施す為に調整をするとよい。
(参照)イングリッシュサドル

“コンチネンタル”- 顔と喉、足と尻尾の根元は剃られバディ後部は臀部のポンポン(あってもなくてもよい)意外剃ってある事。後脚のブレスレットと前脚のパフ以外の脚は刈られ、ポンポンは尻尾の先に残されていること。前脚のパフ上部と足元はその原型、皮膚が露出していること。その他の部分はフルコートのままで残すが細部までこだわり滑らかで均衡のとれたコートを施す為に調整をするとよい。
(参照)コンチネンタル

“スポーティング”― 顔、足もと、喉と尻尾の根元は剃られ尻尾の先のポンポンと頭部のシザーキャップは残されている事。それ以外のバディ、脚は1インチ(2.54センチ)未満の薄い毛布で覆われたようなコートになる様調整する。この時脚の毛が若干ボディの毛よりも長く保たれるようにする。(下図参照)
スポーティング
どのクリップスタイルにおいても冠毛部はそのままにしてあるかゴムで結わえてあり、自然で美しい輪郭
が形付けられるのに相応しい長さである事。また結う時、ゴムは頭部のストップから後頭部までのエリアにしか適用されない。

カラー
コートは平らで皮膚の色に適した単色で統一されていること。ブルー、グレー、シルバー、茶、カフェオレ、クリーム、アプリコット色の場合、コートによっては多少むらが起こることがある。特に耳の房毛と首の毛の先端が若干色濃くなることがよく見られる。澄んだ色が確実に有利だとされる中、こういった自然の変異は失格とは見なされない。
茶とカフェオレ色のプードルは茶褐色の色をした鼻と眼の縁、唇で爪は黒く目は深い琥珀色をしていること。黒、ブルー、グレー、シルバー、クリームと白色のプードルは鼻、眼の縁、唇が黒く積めは黒、もしくは個々の異なった色で目は濃厚な黒。アプリコットに関しては前に述べたような色調が望まれる中、茶褐色の鼻、眼の縁と唇に琥珀色の眼の色調でも認められるが理想的とは言えない。

よく見られる欠陥 : 鼻、口、眼の縁の色が不完全もしくは組み合わせがつりあっていない。
そのほか、単色ではなくほかの色が混在する場合は失格とみなされる。

足並み
軽快な足取りで真っ直ぐに小走りし後部が拍車をかけ頭、尻尾を高く掲げたまますいすいとしっかりとした足並みであること。

気質
とても自尊心があり活発、利口でプードルこそ気品のある独特の威厳、品格をかもし出せる犬は他に類を見ない。
よく見られる欠陥 : シャイ、もしくは鋭敏である事。

よく見られる欠陥
犬種標準から明らかに逸脱したものと見なされる事項は全て失格となる。

失格条項
サイズ - 規定のサイズを上回ったり、下回る場合は失格の要因と見なされる。
クリップ - 規定外のクリップを施したと見なされた場合は失格。
色調 - 1種以上の色が混在しているコートは失格。

評価基準
一般外貌、気質、起居振舞、状態 ------- 30ポイント
頭、表情、耳、目、歯 ----- 20ポイント
体、首、脚、足もと、尻尾 ----- 20ポイント
足並み ------ 20ポイント
コート、色合い、質感 ----- 10ポイント

1984年8月14日認可
1990年3月27日改定


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