日本のトイプードルの犬種標準 (JKC プードル スタンダード)
プードル(トイ)の犬種標準
2007年2月23日現在
原産地
フランス、中欧
沿革と用途
非常に古くからヨーロッパ大陸の各地にいたようで原産地を特定するのが困難なくらいだが、フランスで人気化したことからフレンチ・プードルというような呼び名もある。ドイツから移入された水辺の猟を得意とする犬が先祖といわれている。サイズは4サイズがある。16世紀頃からフランスの上流階級の婦人に愛されるようになってミニチュア・サイズのプードルが作出された。ルイ16世(1754年~1793年)の時代にはトイ・プードルも作出されており、他の国にも知られるようになった。南欧のウォーター・ドッグ(水中作業犬)との混血説もあり、この犬は作業を容易にするため被毛の一部分を刈り取る習慣があった。プードルはカモ猟に使用され、獲物の運搬を得意としたことからカットがほどこされ、次第に美的な要素が加味されてこんにちのクリップに発展した。
家庭犬。愛玩犬。
一般外貌
優雅な容姿、気品に富んだ風貌を備え、スクエアの体構でよく均整がとれている。慣例上の刈り込みによって、一層プードル独特の高貴さと威厳をたかめている。プードルの特色であるクリップによって、多少の外貌表現に差を見るが、表現は知的であり、より優雅で気品を発揮しなければならない。
性格
利口、活発、従順で、しかも活動的な動作を示す
頭部
スカルはほどよく丸みを呈しストップはわずかではあるがはっきりしている。頬骨と頬の筋肉は平らである。マズルは長く真っ直ぐで、美しく、目の下にわずかな彫をもち、唇の引き締まった力強いマズルで、マズルとスカルは同じ長さである。歯は白く丈夫でシザーズ・バイトである。両目は適度に離れてつき、形はアーモンド型である。耳は目の高さまたは目よりもやや低い位置につき、頭部にぴったり沿って垂れ、耳は厚い。耳たぶは長く、幅広く、豊富な飾り毛におおわれている。鼻の色は毛色によってレバーとブラックがある。ブラウン系のものは鼻、目ぶち、唇がレバー色で、爪は暗色、眼色は濃い琥珀色をし、被毛のブラック・ブルー・グレー・シルバー・アプリコット・クリーム(オレンジ)およびホワイトのものは、鼻、目ぶち、唇は黒く、爪は黒または毛色に近い色でもよい。ただし、アプリコットのものは鼻、目ぶち、唇がレバー色で、爪は毛色に近い色である。そして琥珀色の目は許されるが望ましくない。
頚
力強く充分に長く、よい均整を保って頭部を高く上げている。のど下にたるみがあってはならない。
ボディ
キ甲は高く、肩は充分に傾斜し、背は短く丈夫で水平である。腰は幅広くたくましい。尻はわずかに丸みをおびている。胸は深く、適度に幅広く、肋はよく張っている。腹はよく引き締まっている。
四肢
前肢は充分な骨量と筋肉をもち、肘から真っ直ぐに伸び、パスターンは強くなければならない。指は小さく丸くよく引き締まっている。パットは強固である。後肢は強健な筋肉に豊み、スタイフルは健全でよく屈折し、腿は充分に発達して筋肉に富んでいる。足根は低い位置が望ましい。ゆび、パット、爪は前肢とほぼ同じである。
被毛と毛色
毛質は比較的堅く、非常に豊富な巻き毛、縮れ毛、縄状毛が密生している。毛色はきれいな一色毛であることを理想とし、ブラック、ホワイト、ブルー、ブラウン、レッド、アプリコット、クリーム(オレンジ)、シルバー、シルバーベージュなどがあり、同色内の濃淡がある。カフェ・オ・レ色はブラウン色系の中にふくまれる。
歩様
健全で、自由な軽い動きで充分な推進力がある。
サイズ
スタンダード 体高45cm~60cm (上下2cmまでは許容される) ミディアム 38cm~45cm ミニチュア 28cm~38cm トイ 28cm以下(26cmが望ましい)。
欠陥
失格 1陰睾丸2一毛色以外の毛色 欠点 1極端な不正咬合
参考
ショートリミングのクリップ
トリミングは、パピークリップ、コンチネンタルクリップまたはイングリッシュサドルクリップでもよい。パピークラスはパピークリップ、それ以上のクラスはコンチネンタルクリップまたはイングリッシュサドルクリップのいずれかでなければならない。
参考 JKC全犬種標準書第9版なので一部変更しています
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